株式会社シビルアシストは平成18年10月に「斜面防災設計のプロフェッショナル集団」を目指したいという志から発足されました。まだまだ未熟で若い会社ですが、数多くの方々のご指導により、少しずつではありますが、成長を続けてこられましたことを深く感謝いたしております。
国土の2/3が山岳地帯である日本では、1968年の飛騨川バス転落事故を機に斜面災害に対する防災対策が本格的に実施されてきました。しかし、その後も1989年の福井県玉川ロックシェッド崩壊事故や、1996年の北海道豊浜トンネル崩落事故等の自然災害による悲惨な大事故が数多く発生してきました。また、近年では異常気象による豪雨災害や、1995年の阪神淡路大震災、2004年・2007年の中越地震、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震と大地震による被害も甚大なものとなってきております。
この様な災害地に赴くたびに感じる自然の驚異と人命の尊さ、さらには復興に向かって立ち上がる人間の力強さを糧に、今後も「自然災害から人命を守る」という大きな目的に向かって微力ながら社会貢献していけるように、社員一丸となりさらなる技術力の向上に励んでいきたいと考えております。
今後とも関係各位の変わらぬご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。